発展途上人のMEMORANDUM

  発展途上のしょぼい人生を、戒めとしてここに記す。

No2『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

  

「もやもやしたら文字におこすべし」という当たり前のことに気づかせてくれる一冊。

内容は正直めちゃくちゃ薄い。「感情をメモとして言葉におとせ」という内容の話を、200ページ強にわたって手を変え品を変え、延々としているに過ぎない気がする。

ただその薄いけど著者が訴える「言葉に起こす重要性」については、確かにそうだなぁと全面的に納得出来たので、メモ書きとして残しておきたい。

 

思考を整理するテクニック

 

構成としては、第一章~第二章で感覚を言葉にする有用性を述べ、第三章以降でかなり具体的なメモ書きの方法を提案している。

 

個人的に一番心に刺さったのはこの本のしょっぱなの文章。

一生懸命考えているつもりで、実際は立ち止まっている、という人が意外に多い。前に進まない。あるいは、空回りする。気にあることがあると、頭がうまく働かず、考えがなかなか深くならない。・・・行ったり来たりで結論を出せず、時間をかけても深堀ができず、堂々巡りすることになる。

これもう俺のことじゃん。

こう一気に読者の一番の人生のボトルネックを突き刺してくるあたり、さすがマッキンゼー出身だと思った。

そうこうして読者の心をつかんだ後、以下のような売り込みをしてくる。

課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とそのオプションが浮かび、オプションのメリット、デメリットがすぐわかるようになる。問題の本質と全体像を抑えた確実な対策が打てるようになる。そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。

顧客のニーズを的確につかみ、解決策を提示してくるあたり、やっぱ違うぜマッケンジーと僕は思った。

そうして、その「ゼロ秒思考」は「メモ書き」によって身につけることが出来るらしい。

 

前置きはさておき、肝心のメモ書きについての記載を追う。

 

ゼロ秒思考はメモ書きで身につける。

 

 A4用紙を横置きにし、1件1ページで、1ページに4~6行、各行20~30字、1ページを1分以内、毎日10ページ書く。

これにより、

頭がうまく動くようになるだけではなく、なんとなく考えていたこと、なんとなくできていたこと、すなわち暗黙知」がはっきりと形になる。つまり「形式知」化する。

 

その他メモ書きの保存方法とか、メモのタイトルとかについて具体的な記載があるけど、それはあまり重要でなくて、200ページ以上ある本書の中で、おそらく筆者の言いたいことはこれだけ。

「とにかく悩んでると頭がもやもやしてくるから、どんどん書き出すといいよ!」

 

もやもやしがちな人へ

 

確かにあたりまえじゃん、って言ってしまったらそれまでだけど、改めて言われると、確かに普段メモに落としたりしてないなぁってことに気づかされる。

1日10ページ!とかルールを決めると続かなくなってしまいそうだけど、考えるときには必ずメモに落とす、というところは実践してみたい。

もやもやしがちな方にはぜひおすすめです。